★鹿島vs浦和になる予定で購入した天皇杯準決勝(国立)のチケット、使わずに無効になっちゃうのももったいないので、今回は浦和サポの中に混じってあのすごい応援を肌で感じてこようと言う事になりました。
まず国立に着いたのが2時40分頃。
いや、すごかったですよ。しょっぱなからやられました。鹿島の試合ではありえない光景を目にしちゃいましたよ。
何と
男子トイレが長蛇の列!女子トイレはガラガラだったのに!(笑)
少なくとも鹿島サポ側では見たことがない光景ですね、写真撮影を忘れたのをちょっと後悔。
軽いショックを受けつつ自由席のゲートをくぐると、サポシ中央に空席はなくアウェイ側の自由席はビッシリでした。しょうがなく階段を登ってかなり上の方からの観戦になりそうです。

↑こんな感じです、ビッシリですね。
写真を撮ったり、レッズサポの知人とメールのやり取りをしたりしてると上の方で声がします。何を言ってるのかはハッキリと聞き取れなかったけど、どうやらビッグフラッグが出るみたい。よし、これを間近で撮ってやる!
でもこの位置じゃ逆光になっちゃうな・・・よし、あっち(メインスタンド側)に移動しよう!
まだ試合開始まで時間があると思って、サポシの通路を横断する事に・・・ところがここでハプニングって言うか、時間の読み間違い。
選手紹介が始まっちゃったよぉ〜。
一人ずつ、選手の紹介があるたんびに「おぉぉぉぉ〜・・・おい!」のコール。
ん〜どこも一緒だな(笑)
通路を横断中の画像はこちらから。
やばいやばい。
だんだん通路にも人があふれてきて移動どころじゃなくなってきたよ・・・外に抜ける入り口(ゲート)のところにも人がいるな・・・まぁいいか、ここらで止まって紛れちゃおう。
(この時点でビッグフラッグの撮影は断念。自分のいる場所以外はほとんど隠れてたみたいだから結構な数&大きさのフラッグが出ていたものと思われます)

↑結構べスポジでしょ?ゴール裏っすよ。
しばらくすると頭上から「ふっふっ、あーあー」マイクテストみたいな声が・・・ん?これってメチャクチャ聞き覚えのある音だな・・・これはもしやメガホン?
そっと後ろを見てみると→→いた、階段の上の手すりにポールを立ててそれを支えにメガホン片手に仁王立ちしている人が!
ふとゲートのb見たら「12番」・・・やっべー、レッズサポの中心「爆心地」に来てしまったぁ〜


↑こんな感じっす。infightの人たちより怖目です

ま、ま、ま、まぁちゃんと応援してりゃいちゃもんつけられる事はないだろう・・・それにしてもえらいところに紛れ込んじゃなったな・・・。
早速リーダーがサポに声をかけます。
「(下に向かって)そろそろ始めようか?」
「
うぉいっ!」(私も一緒に「
うぉいっ!」)
「(左に向かって)そろそろ始めようか?」
「
うぉいっ!」
「(右に向かって)そろそろ始めようか?」
「
うぉいっ!」
「去年の悔しさ忘れてないよな?」
(え?去年・・・去年レッズってどこで負けたんだっけ?知らないよぉ〜・・・決勝はヴェルディとジュビロだったのは覚えてるんだけどな・・・まぁいいやみんなに合わせておこう)
「
うぉいっ!」
「今年はあっち(ホーム側)に行こうな!」
(あっちって事は・・・あ、決勝はトーナメントの左側の山だからホーム側に行けるって事か、これは分かったぞ)
「
うぉいっ!」
「それじゃ行くぞ!うら〜わレッズ!」
浦和レッズ!ドドンドドンドンWe are reds!(↑リーダーとの掛け合い、コールの順番などは記憶がウロ覚えなので実際と違う場合がありますがご了承ください)
レッズの応援は有名なので何となくは知ってたんだけど、実際に歌うとなるとちゃんと何を言っているかを覚えなきゃいけないよね。この場所にいて黙ってるのもかなり異様な感じになっちゃうので、分かるところ、理解できるところだけちゃんと歌って、歌詞などが分からないところは「ふん〜ふん〜♪」ってごまかしたりしながら一応頑張って応援しましたよ。
鹿島の応援と決定的に違うのは音域。鹿島のは全体的に高すぎてのどにかなり負担がかかるんだよね。それに比べてレッズの方は男が無理なく大声が出せるような感じに仕上がってる。
サポの男女比も影響しちゃうのかも知れないけど、レッズの応援は声が出しやすい。
ちょうど、鹿島の応援で言うと「おおおおー、おおおおー、おぉ〜お〜」(伝わりにくいけど、分かるかな?)みたいな、男の声で反響して音が2倍にも3倍にも聞こえる応援。
のどに負担がかからないで、無理なく声が出せるから同じコールをずーーーーっとやっててもあんまり苦にならないんだよね。
「大脱走」のテーマに乗せて歌う「

Here we go we are the reds ララーラ、ラララ ララ Here we go we want goal ララーラ、ララララ 浦和レッズ!」なんて、縦ノリで5分くらいやっててものどは全然つらくなくて、だんだんトランス状態になってきちゃう感じ。なんだか楽しくなっちゃうんだよね。準備運動ナシで始めちゃったからふくらはぎがメチャクチャ痛くなったけど。
試合の方は、浦和が先手を取って大宮が追いつく展開。
まず前半23分に浦和マリッチのゴールが決まります。サポシと私の反応は・・・。
(予想)「うぉぉぉぉ!(狂喜乱舞)」
(私)「よしっ!(とガッツポーズ)」
(実際)「しーん・・・(その後)うら〜わレッズ!」
あ、あれ?あんまり喜んでないぞ・・・一人でガッツポーズしてる自分が完全に浮いてるぞ!テレビで浦和のゴール後にサポ席が写ると、そこそこ喜んでると思ったんだけどな、やっぱりリーダー周りは特殊なのか?
それとも大宮相手に1点取ったからってそんなに喜ぶ事じゃねーだろ!とか思ってるのかな?
とにかくいつもはサポシで大騒ぎして誰彼かまわず抱き合ってるいつもの自分と重ね合わせて「ここって大人だな・・・」とか思っちゃいます

なんて思っているとその3分後、大宮に直接フリーキックを決められ同点。サポシと私の反応は・・・。
(予想)「何だよ!しっかりしろ!」「決めてんじゃねーぞコラ!」(などの罵声)
(私)「あぁ〜あぁ」(落胆のため息)
(実際)「しーん・・・(その後)うら〜わレッズ!」
またかよ! 同点に追いつかれても「俺達はその程度じゃ焦らないよ」とでも言うように淡々と「うら〜わレッズ」のコールを続けるサポ。
ん〜このゾーンはあんまり感情を現さない場所なのかも・・・意外だ。
このまま前半は1−1で終了。
自分の陣取った場所はゲートのまん前の通路なので、ハーフタイムにトイレや売店に行くサポ達に押し出される事は必至。
ギューギューになる前に自分から出ちゃいました。これで後半同じ場所を確保する事は無理だろうな・・・なんて思いながら。
よし、浦和の応援は一通りやったから、次は大宮側に行ってみよう。反対側から見るレッズサポもすごいだろうからな。
と、言う事でハーフタイムを利用してホーム大宮側のサポシに移ることにしました。
後半の大宮側からの絵はこちらから